暗い、死す

昔は結構好きなことをしていた、というかできてたはずなんだけどなあ。これが大人になるってことなのかな。

 

少しづつ個性を削られて、やがてその一生を終えていく。どんなに抗おうとも、自分が摩耗していくことは避けられない。

 

この世界にはそういう人がいっぱいいるのかな。それで限界を超えた人は「精神疾患」「自殺行為」等へと陥ってしまう。

 

大衆の目はそういうのにまだまだ冷たい。「自分はこいつとは違う。こいつよりも上で、まだ普通の立場だ」と思うことで、それを存在証明にしている人さえいる。

 

多様性と世の中は言うけれど、それは全くもって受け入れられていない。大衆に「異端」とされた瞬間、容赦ない現実を突きつけてくる。

 

この世に「異端じゃない人間」なんていないのにね。多数派であることに囚われるのと、自分の弱さを受け入れることのどっちが異端なのだろう?